華はないです。自分の生き方は。

今まで、スタジオインストラクターとしても頑張ってきました。

でも、ノリや勢いでレッスンをしたいと思ったことはありません。

 

トレーニングの動作というものについて回るのは

なぜ、こうなのか?なんでこの動きなのか?

この動作の意味は何なのか。どこに効くのか。目的がこれだったら、こうしないと。

 

理由です。

これを明確にしないといけない。そう思って、自分はトレーニングしてきました。

でも、それをきっちりとしだすと、運動は面白くないと感じる人もいる。

 

ディズニー映画は、大人と子供が楽しめるように作られている。特に子供受けは必要。

そんなジャンルに、「シェイクスピア」のレベルを求めても、それはおかしい。

それは当たり前。

 

通常のフィットネスクラブに来ている大多数の人間は、前述した

「理由」

なんか求めていない。

フィットネスクラブと言うのは

「安全・楽しさ」

がモットーだから。

たまに

「効果がある」

と謳う会社も人もいますが、それはターゲットを絞っていたら正解だとは思います。

 

「安全・楽しい」

何に楽しさを求めるかはわかりませんが、リスクなくして効果なし。

痛みなくして成長なし。

これは師匠のお言葉です。

 

それがしたくて、独立したと言っても過言ではありません。

私のジムでの「楽しさ」は

「みんなで追い込める」 「いろんな知識が得られる」

結果 「体がどんどん変わっていく」

というサイクルの中に

「楽しさ」

を求める。それを目的としています。

 

振り返っても、自分のスタジオレッスンは

「華はなかったなー」

と思います。

 

インストラクター時代、ほかの同僚達はお客様からたくさんのプレゼントをもらったり。

遊びに行ったり、お食事会に行ったり、レッスンが終わった後にもお客様に囲まれたり。

バレンタインやクリスマス、誕生日など、そういったイベントごとに賑やかで楽しそうでした。

 

羨ましかった? いいえ、全然。当たり前でしょ。

 

と言いたいところですが。

はっきり言うと、羨ましかった。ほんとに、輝いて見えた。インストラクターって、すごいな。って思った。

いつも、自分のレッスンと入れ違いで外にいるインストラクターがお客様に囲まれているのを見て

華やかで、楽しそうで。

冗談抜きで、紙袋いっぱいのチョコレートも持って帰るインストラクター(女性も)を見て

ほんと羨ましかった。

 

「自分は、こういった主義を持ってるインストラクターだから」

と、頑なに「主義」にすがっている自分も自覚していました。ださい。

いまさら、そんなちゃらちゃら路線いけるかいな。自分は、こう!と決めたらこう!

とかね。

 

35歳を超えたときに。

初めて頑固な自分の性格に感謝出来ました。

本当に、良かった。

華やかさに流されず、安易に自分を変える自分じゃやなくてよかった。

 

今も華やかさなんかない。

トレーニングは、アピールするもんでもないし、地味にコツコツと積み重ねていくもの。

華やかさなんてない世界です。

それに、自分はまだまだ研究中の身です。

さらけ出すなんて恥ずかしい。お見せできるレベルなんか到達していない。

 

年に1、2回のコンテストに向けて、自分の体を再確認し、さらに自分の足りないところを見つける。

正直、大勢の人前に立つなんて、まだまだ無理なレベルです。

それでも、自分の経験になる。出ないと分からない。

そうやって、ずーっと地味に続けていく。それでも、生きている間に極めるレベルに立てるかどうか。

 

カリスマ、人気、予約がいっぱいのトレーナー。

芸能人御用達、地域ナンバーワン。

イケメン、美人すぎる、超人気。

程遠い(笑)

 

骨格もむちゃくちゃ恵まれている方じゃない。

でも、まだ恵まれていると思っています。もう、これで文句は言えません。

こうやって、華やかさがない生き方を自分で選んだ。

華やかな人間には、もともとそういうものもありますしね。

 

 

コンテスト前で情緒不安定なのかな、何が言いたいのか分かりませんが(笑)

華がない自分に、精一杯感謝(^^)

明日頑張れよー隆道!!

関連記事

カテゴリー

PAGE TOP