よく見かけます。

コンテストに出る人なら

「増量期」

「減量期」

と分ける人は多いですね。

 

「増量期」いわゆる「オフシーズン」ですが

オフシーズンのトレーニング量が一番多い。

かなりの量のトレーニングをこなしていくのですが

「大量の栄養素」

を摂ることで、回復と増量を図っているのです。

脂肪だけでなく、骨も筋肉も

「分解」と「合成」

の繰り返しなんです。

トレーニングは「合成」だけではないんです。

「分解」の要素を多いんです。

修復するべき材料が無ければ、また

体内にエネルギーが無ければ

「分解」へと進みます。

 

シーズン中、「減量期」ですが

ここはトレーニング量は維持、もしくは減らしていく事になります。

「脂肪」を分解すると同時に、「筋肉」も当然分解へ進みます。

ある程度の栄養素を確保したうえでトレーニングをしないと

筋肉がどんどん痩せ細っていきます。

いかに筋量を維持したまま、脂肪を落とせるか。

これが一番難しくて辛い。

 

本音、「痩せるだけ」

なら、本人の意思の強さが一番のメソッドです。

 

まあ、人によってシーズンの過ごし方は全然違います。

上記の事ですら、当然当てはまらない人もいます。

これは経験していかないと、

「自分はどういった流れで過ごしていけばいいのか」

は分かりません。

本やネットで得た知識だけでは無理な領域です。

 

日本のトップビルダーの人の中には

「シーズンを分けない」

という考え方の人もおられます。

それが自分にとってベストだと思ったら、

それが正しいんです。

それを信じて結果を出せば、それがその人にとって正しいんです。

 

 

春になると、「増量して体型改造をしてます！」

というSNS投稿を最近よく見かけます。

 

正直に言うと、トレーニングに関する「知識」はそこそこあっても

「経験」がないのに増量だなんだとしてしまえば

まったく効果ありません。

 

トレーナーの中にも、コンテストに出なくても

「増量期だから体重増やしてる」

と言う人いますが

「トレーニング経験が浅い人」

は、出来ていない人が多いです。

 

先程にも書きましたが、「増量」にセットで必要なのは

「ハードなトレーニング」です。

これ無しで「増量」というのは

脂肪の方がたくさん増えてしまっていて

絞るときも大変だし、絞って蓋を開けてみたら

「あんまり変わってない」というオチがあります。

その上に、絞るのが大変だったので

リバウンドも起こしやすい精神状態になります。

 

「食べて、トレーニングをこなす」

というやり方は、人に聞いた方が早いし

自分一人で行うのは至難の業だと思います。

 

それか、そういうストイックな人が集まる場所へ行くか。

それが一番いいんじゃないでしょうか。

 

 

 

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